【書評】微差力

書籍

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今回紹介する本はこちら!

微差力
著者:斎藤一人

毎日コツコツ頑張ること、それが大事であることは誰しもわかっていると思います。
でもそれは仕事においてだけではなく、人間関係などの様々な分野で重要なことです。
本書では、「微差力」と呼ばれる、ほんのわずかな違いをテーマに大きな成功をもたらすという考え方をまとめています。
ぜひ皆さんも一度手に取って、「微差力」の偉大さを感じていただけたらと思います!

概要

著名な実業家であり、自己啓発の分野でも人気のある斎藤一人さんによる成功哲学をまとめた書籍です。
タイトルにもある「微差力」、日々の積み重ねが大きな結果を生むという強いメッセージが本書のテーマです。
世の成功者と呼ばれる人たちは特別な才能があると思われがちですが、凡人でも「微差」を積み重ねれば、成功につながると説いています。
また、この「微差」が人間関係や仕事、ビジネスなどさまざまな分野での成長を促進するポイントとなります。

詳細と僕なりの解釈

「微差力」を実生活で活かすためには、どのように日常の習慣を見直すべきか?

日常の習慣を見直す際には、「微差」に焦点を当てて、小さな改善を意識することが大切であると斉藤さんは言っています。
例えば、毎朝5分早く起きてみる、仕事の際に1つだけ新しいアイデアを試してみる、普段の挨拶を少し明るくしてみるなど、小さな変化から始めることが重要であると。
斎藤さんは、劇的な変化を求めるのではなく、習慣にできるくらいの小さな工夫を毎日続けることで、長期的な結果につながると説いています。
ここから誰でもできるけど、みんなやりたくなくてやってないことを毎日「微差」として続けることで大きな成果を出せると感じました。

「微差力」はビジネスや人間関係にどのような影響を与えるか?

微差力は、ビジネスでは業務の効率化や顧客対応の質の向上に寄与すると説いています。
例えば、他の企業よりも少しだけ親身な対応をする、メールの一言に心配りを加えるといった「微差」が、顧客満足度や信頼を高め、結果として売上や業績に好影響を与える。
また、人間関係では、少しの気配りや感謝の言葉を忘れずに伝えることが、相手との信頼関係を築くための鍵になると言います。

斎藤さんが考える「成功」とはどのようなものか、「微差力」が成功にどう結びつくか?

斎藤さんにとっての「成功」とは、単にお金や社会的な地位を得ることだけでなく、心の豊かさや幸せを感じることが含まれています。
また、斉藤さんは他者との良好な関係を築き、自分自身に自信を持ち、毎日をポジティブに過ごすことが成功への道だと考え、「微差力」は、このような成功に向けての道を少しずつ整えるためのツールだと捉えています。
大きな変化ではなく、日々の少しずつの成長が心の豊かさや実際の成果に結びつくとしています。

読了後の行動

行動する上で印象に残った言葉4つ挙げます。

「絶対できない」というのは、必死になってもできないことを言うんですよ。
必死になったらできることは、「できないこと」じゃない。それは、「できること」なんです。

P21

何かを始めるときに「できない」と決めつけるのではなく、
まずはやってみた上で「必死になってもできなかった」時だけ「できない」という言葉を使おうと思いました。
興味を持ったことはもちろん、無理だと思ったことでもまずは動くこと、行動することから始めようと思います。

何か商売する時に、これは人のためにもなる、自分のためにもなる、そして、社会のためにもなるというものは、絶対、成功します。

P28

僕は最近副業を始めた身ですが、上記は始める前に何となく考えていました。
情報発信を通じて、皆さんに有益な情報を届けることは社会のためにもなる、自分が本業や副業で成果をあげるためにもなる。そう信じて活動を続けたいと思いました。

この世はどういう道理でできているかと言うと、微差が大差。
微差が大差を生むのです。

P70

上記はまさに本書のテーマとなる言葉ですね。
ブログもSNSも微差、つまり毎日コツコツ続けることが大差(大きな成果)を生むと信じて実行します!

すべての成功とは、期待以上。

P93

最後の一つは僕自身が活動を続ける上で強く意識しなければならないと思った言葉です。
やっていること自体は自分のため、人のため、世の中のためになっていると信じていても、
発信する内容が期待を超えなければ成功とは言えない。認めてもらえることもない。ということだと解釈しました。
だから常に自分の活動が自己満足になっていないか、観る方々の立場になって「あいつならこれくらいは当然できるだろう」という期待を超えているかを考えて、情報発信を続けることを決意しました。

まとめ

冒頭にも書いた通り、コツコツ頑張ることは大事なこと、というのは誰しもわかっているように思いますが、
ここまで言語化されると「それに尽きるんやな」「成功のための原理原則やな」というのを改めて感じました。
本書は、内容としてはかなりシンプルですが、斎藤さんの独特の語り口で、分かりやすく具体的な例を用いながら「微差力」の概念が解説されています。

大きな成功を手にするためには、劇的な変化を求めるのではなく、目の前の一歩を大切にすること。
小さな工夫や改善を積み重ねていくことで、自分の人生を豊かに変えていくことができると改めて認識させられました。

斎藤さんの教えは、誰でも実践可能で、しかも今日から始められるヒントに満ちています。
本書を手に取り、この「微差力」を取り入れて、より良い毎日を築いていただけると僕としても嬉しいです!

今回も最後までお読みいただきありがとうございました!!

微差力
著者:斎藤一人
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